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ボートレース 舟券師「香月」のコラム

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スリット前後の足=行き足

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競艇はモーター競技。舟券予想で最も重要な鍵は、エンジンパワー(モーター性能)の良否の見極めにある。今後、随時、エンジンパワーの見極め方について触れるが、今回はスタート前後の足=行き足について解説したい。

競艇予想のポイントは、段階的に大きく分けると、「ピット離れ」→「コース取り」→「スタート(行き足)」→「1マークの攻防(回り足)」に分類できるだろう。

スタートでは各選手のスタート力の比重も大きく、1マークの攻防では旋回力がモノを言う。ただ、スタート力や旋回力をフルに生かすには、エンジンパワーが不可欠なのである。

かつての持ちペラ制の時代は、ピット離れの優劣がコース取りに大きく影響した。だが、現在のオーナーペラ制度(今は各競艇場のモーターにセットされているプロペラを使用)では、ペラ調整で多少の微調整はできるものの、昔のようにイン水域を奪い取る、強烈なピット離れを手にすることは望めない。

現在はピット離れでなく、「前付け」でイン水域を狙う選手や、新人で大外に回る選手以外は、軒並み、枠なり進入となる。これが今の競艇であり、駆け引きの魅力が失せたのは、大きな損失と言うほかはない。

ここで、コース取りの駆け引きが激減した昨今、まず舟券の肝となるのが、スリット前後の「行き足」になる。簡単に言えば、スリット前後でグッと出ていく艇は行き足が良く、逆にスリット後にずり下がる艇は行き足が悪いことになる。

例えば、本日(5月3日)の三国1Rのリプレイを見ていただきたい。初日から行き足が抜群の中嶋達也は、この日の1Rでも、5コースから、ひとつ内のカド東口晃をスリット後に1艇身近く突き放している。東口は慌てて先に握って出たが、中嶋は問答無用に東口を握りつぶし、2着を確定させた。

行き足が良ければ、スリット後に伸びて、1マークの展開が良くなる。その結果、1マークで優位に切り込むことができ、舟券に絡む確率もグンと高くなる。

逆に行き足がないと、スリット後に下がるので、1マークの展開が悪くなり、結果的に舟券圏内(3着以内)から遠ざかることが多い。

この行き足の良否は、前日までのレースリプレイや、当日の展示航走(スタート展示)で判断は可能だ。最初はよく分からなくても、リプレイやスタート展示を見る癖をつけ、行き足を判断する目を養ってもらいたい。それが舟券の回収率アップにつながるのは間違いない。

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