25日の予想は猛省の連続だった。中でも唐津の2R。人気のイン長岡から入ったが、モーターはやや劣勢。パワー上位のカド深山から入る手もあったが、いわゆる、置きにいってしまった。
「置きにいく」とは、野球で投手が、安全策でストライクゾーンに投げることを意味するが、博打でも、大敗を恐れ、守りに入るネガティブな様を指すことがある。
麻雀なら、放銃を怖がり、安全牌を連打。競艇なら、安全と思われる人気筋から無難に勝負する様を「置きにいく」とでも言うのだろう。
果たして、唐津2Rの展示では、カド深山の行き足がグイ伸び。本番も、深山がスタートでほぼ同タイミングだったイン長岡を置き去りにする、強烈な行き足から一気にまくってしまった。
長岡が消え、B2(勝率2・01)の山崎祥が3着に粘る波乱ながら、配当は1万2630円と、意外に付かなかったのは、スタート展示での深山の行き足を見れば、ある意味、当然の結果と言える。
一発目のコラムで、「競艇はモーター競技」と偉そうに言っておきながら、競技の本質を忘れ、イン長岡から置きに行った愚かな予想に、情けなさが募るばかり。ただただユーザーに申し訳ない。猛省だ。
「競艇はモーター競技」。改めて、競艇の原点を頭に叩き込み、置きにいく愚を繰り返さず、パワー重視で自然に取れる高配当を、ビシビシ狙っていきたい。再度、猛省だ。